確かに初期費用はかかるけれど…?
代表の松尾です。私たち家族が全館空調を選択するまでの話をしたいと思います。
寒い冬も、毎朝家族の誰よりも早起きして家のことをしてくれたのは母でした。母は真冬の冷えた朝でも、体を丸めながら冷たい床の上でストーブのスイッチを入れ、手をこすりながら家族のために朝食の支度をしてくれていたのをいまでも覚えています。
毎年冬が来ると、何とかしてあげたいなと、ずっと感じていました。
自宅を建てる時には絶対に床暖房を、そしてヒートショックのない全館空調(1台のエアコンで家中すべてを快適にする)を入れたいと思っていました。
正直、全館空調となれば初期コストがかかります。35坪~40坪ぐらいの家で実施すると、約150万円です。家づくりを含め、安い買い物ではないため、じっくり話し、悩み、私たち家族は結論を出しました。
良く考えると、寝室と2つの子供部屋、そしてLDKにエアコンを設置した場合、安物のエアコンでなければ4台で60万円程度。1階の主要部分に床暖房を設置すれば、さらに70万円くらいかかるため、「合わせてみれば大差ないのか」というのが、私たち家族の正直な気持ちでした。
「冬は床暖」「夏は床冷」そんなちょっと聞き慣れない言葉にも興味を惹かれ、資料を集め本気で検討することになりました。調べていくうちに、省エネ空調は設置方法と使い方を工夫すれば、電気代はあまり気にしなくてもよいことを知りました。
全館空調導入後の電気代は、本当に安いのか?
12月に引っ越し新年を迎えることができ、待ちに待った中部電力からの「電気代のお知らせ」が届きました。正直に言うと、実際に請求書が届くまで電気代が不安でした。
しかしその請求金額をみて家族で「にっこり」うれしい笑顔に。賃貸住宅で暮らしていたときの光熱費よりもずっと安くなっていたのです。
今までの光熱費と比べれば30%以上の節約ができ、とても経済的で喜んでいます。そのおかげで月1回だった家族の外食は確実に増え、これまた楽しみで笑顔になります。
しかし、もっとうれしかったのは、母が毎朝、スリッパも履かずに「笑顔」で朝の支度をしていることです。
就寝前に空調は切っていますが、この家は断熱基準が高く、朝まで快適さをキープしてくれます。この家に来てからは冬のフカフカのパジャマは半袖Tシャツに替わりました。
家族全員、笑顔で朝を迎えられる。そしてヒートショックのない優しい家で、ずっと元気に暮らせることに感謝しています。
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ここ数年の猛暑と寒波を繰り返す日本の厳しい気候のせいか、全館空調のお問い合わせが増えてきました。
「全館空調ってどれだけ快適なの?」
「電気代って具体的にいくらくらいかかるの?」
家づくりは、「イニシャルコスト」と「ランニングコスト」の両方を考えて、生活を見据えたプランニングがとても大切です。
全館空調についてもっと知りたい方は、お気軽にご連絡ください。
ご希望の方は、実際に体感していただけます。