アイムホーム松尾工務店

家づくりコラム

一級建築士が語る、プラン設計のポイント~土地と方角

社長の松尾です。今回から3回にわたって「プラン設計のポイント」についてお話したいと思います。まずは土地とプランの関係から。南側道路で陽当たりがよくて間口が広くて、、、こんな土地なら100点の家になりそうですが、土地の価格も、、それなりにしますよね。

土地探しのヒントになる?土地とプランの関係

突然ですが、家づくりの中で一番楽しい時期はいつでしょう。

プランを考えて家族で話し合っている時期?

インテリアや外装の仕様を考え、迷っている時期?

キッチン、お風呂などをショールームで選んでいる時期?

人それぞれですが、今まで雑誌やテレビなど

頭の中で想像していたものが次々に現実的な楽しい悩みにかわっていく

そんな時期は誰でも楽しいものです。

その中でも、家づくりの元、基本になっていく重要な

「プラン設計のポイント」をいくつかご紹介したいと思います。

まずはじめに「土地と道路の向きについて」に注目してみましょう。

南側道路の土地か?北側道路の土地か?

敷地から見た道路の向き(方角)により太陽からの陽ざしは大きく変わります。

道路の向きが南側なら明るい陽当たりの良い家として期待できるでしょう。

しかし、その逆で北側に道路がある場合は・・・。

イヤイヤ、そんなに落ち込む必要はありません。

「北側の場合、直接日光が当たらない」というのは事実ですが、

暗いわけではなく、長時間安定した採光がとれるという事なんです。

南側のように陽ざしがお部屋の床や壁を直接照らし

明暗を“クッキリ“させることはありませんが、

工夫さえすれば決して暗い家になってしまうことはありません。

さらに言うと、北側道路の土地は南側道路の土地よりも安く手に入ることが多いです。

その差額分、家の設備をグレードアップしたり、将来のために貯金したりできますね。

間口の狭い縦長の北側道路が、、、

弊社で家づくりをされたお客様の実例をご紹介します。

陽当たりの良い家を希望されていたお客さま。

真北の道路に面する間口6.5m奥行19.8mの縦長の土地をご紹介したところ

「北側道路で陽当たりが悪そうだし、細長くて家としては使い難そうなんで、すみませんが・・・」

そう言って、お断りの電話が入りました。

「一見使いにくそうですよね。でも、実はこんなプランができますよ」

  • 道路側に駐車場2台+自転車置き場とエントランスアプローチ
  • 住宅の裏が真南の為、明るい庭付、しかもプライベート感満載
  • 南側の裏庭からの陽ざしで超明るいリビング

そう説明を始めると、お客様の声のトーンが変わりました。

「エッそうなの?そんな風に出来るの?」

「話しをちゃんと会って聞きたいので明日伺います。」

そう言って、翌日私の計画を全てお聞きになり

翌週にはその土地をお決めになりました。

60点の土地でも95点の家づくりが可能です

その他にも、隣家と裏の家の庭や駐車場の位置によって

広くない敷地でも3面から採光が入りとっても明るい家にできます。

つまり、土地だけを評価するのではなく、その土地と環境に合ったプランを考えられれば

例え60点の土地でも95点の家づくりが可能であると私は考えています。

このように私たち一級建築士は、建てる家だけでなく廻りの家、環境に対しても

目を光らせ土地の良し悪しを見極めた上でお客様にご紹介、ご提案しております。

土地をお探しの際は「お客様の生活スタイル」についても詳しくお聞かせ頂いた上で

お客様と一緒に探していくことをお薦めしています。

次回は引き続き【プラン設計のポイント】

2)上下階の部屋のズレ、壁の位置とバランス。

についてお話しますので、乞うご期待。

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