アイムホーム松尾工務店

スタッフブログ

一級建築士が語る、プラン設計のポイント~土地と方角

2021年 05月 18日 (火)

土地探しのヒントになる?土地とプランの関係

突然ですが、家づくりの中で一番楽しい時期はいつでしょう。

プランを考えて家族で話し合っている時期?

インテリアや外装の仕様を考え、迷っている時期?

キッチン、お風呂などをショールームで選んでいる時期?

人それぞれですが、今まで雑誌やテレビなど

頭の中で想像していたものが次々に現実的な楽しい悩みにかわっていく

そんな時期は誰でも楽しいものです。

その中でも、家づくりの元、基本になっていく重要な

「プラン設計のポイント」をいくつかご紹介したいと思います。

まずはじめに「土地と道路の向きについて」に注目してみましょう。

南側道路の土地か?北側道路の土地か?

敷地から見た道路の向き(方角)により太陽からの陽ざしは大きく変わります。

道路の向きが南側なら明るい陽当たりの良い家として期待できるでしょう。

しかし、その逆で北側に道路がある場合は・・・。

イヤイヤ、そんなに落ち込む必要はありません。

「北側の場合、直接日光が当たらない」というのは事実ですが、

暗いわけではなく、長時間安定した採光がとれるという事なんです。

南側のように陽ざしがお部屋の床や壁を直接照らし

明暗を“クッキリ“させることはありませんが、

工夫さえすれば決して暗い家になってしまうことはありません。

さらに言うと、北側道路の土地は南側道路の土地よりも安く手に入ることが多いです。

その差額分、家の設備をグレードアップしたり、将来のために貯金したりできますね。

間口の狭い縦長の北側道路が、、、

弊社で家づくりをされたお客様の実例をご紹介します。

陽当たりの良い家を希望されていたお客さま。

真北の道路に面する間口6.5m奥行19.8mの縦長の土地をご紹介したところ

「北側道路で陽当たりが悪そうだし、細長くて家としては使い難そうなんで、すみませんが・・・」

そう言って、お断りの電話が入りました。

「一見使いにくそうですよね。でも、実はこんなプランができますよ」

  • 道路側に駐車場2台+自転車置き場とエントランスアプローチ
  • 住宅の裏が真南の為、明るい庭付、しかもプライベート感満載
  • 南側の裏庭からの陽ざしで超明るいリビング

そう説明を始めると、お客様の声のトーンが変わりました。

「エッそうなの?そんな風に出来るの?」

「話しをちゃんと会って聞きたいので明日伺います。」

そう言って、翌日私の計画を全てお聞きになり

翌週にはその土地をお決めになりました。

60点の土地でも95点の家づくりが可能です

その他にも、隣家と裏の家の庭や駐車場の位置によって

広くない敷地でも3面から採光が入りとっても明るい家にできます。

つまり、土地だけを評価するのではなく、その土地と環境に合ったプランを考えられれば

例え60点の土地でも95点の家づくりが可能であると私は考えています。

このように私たち一級建築士は、建てる家だけでなく廻りの家、環境に対しても

目を光らせ土地の良し悪しを見極めた上でお客様にご紹介、ご提案しております。

土地をお探しの際は「お客様の生活スタイル」についても詳しくお聞かせ頂いた上で

お客様と一緒に探していくことをお薦めしています。

次回は引き続き【プラン設計のポイント】

2)上下階の部屋のズレ、壁の位置とバランス。

についてお話しますので、乞うご期待。

土地探しの方法とは

2019年 11月 26日 (火)

土地探しで失敗しないために

「良い土地ってどんな土地だろう?」

「土地選びの基準ってどうやって決めればいいの?」

「いつまで経っても土地が決まらない・・・」

土地探しから家づくりをされる方、共通の悩みです。

良い土地を見つけるというのは、いい家を建てるのと同じくらい難しいのです。

マイホームは、一生に一度の大きな買い物。

それこそあなたの人生と命を賭けて行う買い物です。

家を建てる土地にもこだわるためには、しっかりとした情報収集が大事です。

そこで、不動産の営業マンが教えない、不動産業界の裏側を特別にお教えします。

不動産の営業マンが教えない秘密の話?!

良い土地情報は、なかなかあなたの手には届きません。

インターネットや住宅雑誌が盛んになり、いろんな情報が簡単に手に入る現在でもです。

それはなぜでしょうか。

実は、不動産の商売方法に秘密が隠されているのです。

よく不動産は、両手・片手の商売に例えられます。

「両手の商売」というのは、売主さんからも買主さんからも仲介手数料をもらうことです。

「片手の商売」というのは、売主さんか買主さんのどちらか一方からしか手数料をもらわないことをいいます。

【補足説明】 「アンコ」といって中間また別の業者が間に入り、売主もしくは買主からの手数料を業者間で頭割りすることもまれにあります。

とにかく、不動産業者にとって、1番儲かるのは当然「両手の商売」なのです。

ですから、売主さんから土地や住宅を「売って下さい!」と依頼を受けると、

その業者は「売り物件情報」をできれば他の同業者には公開しないで自分だけで売りたいわけです。

良い物件の探し方は?

そういう理由で、いい物件はなかなかオープンになりません。

また、不動産の営業で1番の苦労は、何と言ってもこの「売り物件の情報収集」です。

不動産業は、免許さえ受ければ誰でも営業できます。

でも、売るものがなければ商売は成り立ちません。

そこで、「いい物件をください!」と業者回りをするわけですが、そうは簡単に手にすることはできないので、個人的な人脈や縁故を通じて入手することが多くなります。

結果として、土地をお求めの「お客さま」は、こうした隠れた情報を手にするためには、「強力なパイプ」を持つ業者を探し当てるか、土地の選び方を知っている人に教えてもらうしかないのです。

土地は誰に探してもらえば

私たち工務店は家を建てるプロですが、土地探しのプロでもあります。

当社で家を建てていただくお客様の土地探し、土地選びまでトータル的にサポートさせて頂くことがほとんどです。

なぜなら、どういう土地に家を建てると良いのかということを、私たちプロは熟知しているからです。

実は、住宅会社の家づくりのプロと土地探しをする大きなメリットは、

「土地の欠点を間取りプランでメリットに変えることができる」というところです。

一見人気のないような土地でも、プランによって「価値のある土地」に変えることができるのです。

つまりは、安くていい土地を手にすることも可能なのです。

土地探しは不動産屋を訪れる方も多いですが、まずは建てようと思っている住宅会社へ相談するのが近道なんですよ。