室内物干しの種類とそのメリット
2020年 10月 13日 (火)
室内干しコーナーはもう必須
共働きのご夫婦が多くなってきた事も、花粉症の方が多いのもありますが、お家作りのヒアリングの時にも奥様からの要望で室内物干しが欲しい!と良く挙がります。
晴れの日は室内物干しはせずバルコニーやお庭などで洗濯物を干す方にも、急な雨で仮に取り込みたい時や、まだ乾ききってない時の臨時の場所が必要です。
それもあり今は、プランの段階でほとんどのお宅に室内干しを設置しています。
室内物干しにもいろいろな種類があります。
その中でも、良く設置する商品を紹介します。
取り外しができるスポット式のリングに竿を通して使う商品
本体は天井に埋め込まれている昇降式で専用のバーや紐で竿が上下する商品
小型のBOX型で壁に付いていて引っ張って反対側の壁までロープが伸びるもの
など様々あります。
室内物干しってどんな種類があるの?

スポット式
天井に2箇所ベースを取り付けておき、脱着式のバーリングに必要な時だけ竿を通して洗濯物を掛けます。
普段は、バーリングを外しておけばベースのみ天井にあるのみで目立たないので、リビングの掃き出し窓の前や寝室に設置することが多い商品です。
設置幅が自由に設置できるので、スペースを選びません。
ただ、使用前後に竿を脱着する必要があるので特に寝室では竿が常設されている可能性は高いと良く聞きます。

昇降式
本体を天井に埋め込み設置をします。
竿は天井より上に入り込んでしまうので、見た目はスッキリします。
スポット式より商品の価格・設置費も多少アップします。
ロープで昇降する商品は、常にロープが垂れ下がっているので、設置場所は考える必要があります。価格はアップしますが電動式もあります。
専用バーでの昇降は、昇降時のみ本体に引っ掛け使用して、バーは取り外し保管しておきます。
昇降式の良いところは、竿の高さを自由に調整できるので洗濯物を干す時には低く降ろし、乾かす時には天井まで上げてしまう事もできます。洗濯物が天井近くまで上がると下を通過できるので、特に廊下や洗面などでも小スペースを有効活用できるのでおすすめです。

ワイヤー型
壁にワイヤーが内蔵されているBOXを設置し、反対側の壁まで伸ばして使用します。
壁に付けるBOXはシンプルなキューブ型で必要な時だけワイヤーを出して使えます。
ワイヤーの長さとお部屋の幅を合わせて選びます。
最大10Kg位かける事ができます。
長い距離をワイヤーで渡す。と想像すると、ワイヤーがたわみそうですが、その辺りもあまり気にせずたくさん干す事ができます。
必ずワイヤーを壁から壁まで延ばす必要があるのでロープの長さは部屋の長さに合わせる必要があります。
インテリアにこだわっている空間などは竿などの現実的な物はなるべく見せたくないので、使っていない時の見た目が良い商品はとても人気です。
このように室内干しのタイプはいろいろあります。
濡れている洗濯物は、重量があるので取り付ける場所には必ず下地が必要となります。
プランを考える時には、室内干しの場所をどこにするか、どんな商品を設置するかなどもふまえて相談する事をオススメします。