努力の先に実るもの
2018年 09月 25日 (火)
こんにちは、社長の松尾です。
6月29日のブログにアップしたブドウがとっても濃い良い色になったので、収穫時期と判断しました。
冷水で冷やしていただくと
「ん~、甘っ!!」
自分の中では初めての自作ブドウの為、3割増しぐらいかも??
しれませんが、とっても美味しくいただきました。
来年はいくつの実がつくか今から楽しみです。
野菜、果物のように自分で手を掛けたものは結果が付いてくると嬉しい限りです。
このように「努力は必ず報われる」そういうものだと私は思います。
あれだけ頑張ったのに・・・。
そんなことだって普通にあります。
でもその努力は自分自身の経験値となり次への肥やしになっていくわけで、人生はその繰り返しということなんじゃないですかね。
自分がほしいもの、必要としているもの、そして自分が好きなものには誰しも努力は惜しまないでしょう。
30年ほど前の話ですが、
当時私はロールプレイングゲーム(ドラクエ、F.Fなどのファミコンゲーム)にハマり休みの前にはオールナイトでゲームをしていました。
同じ敵に何度もやられ挫けそうになりましたが、「今度こそ」という思いから最後には勝利し、次々に襲ってくる新たな強敵を迎え撃ちクリアしていきました。
こんなゲームのお話ですが、好きなことは何度でもあきらめず立ち向かえるものです。
そんな楽しいものとは少し違いますが、1級建築士を取得する為に頑張った年。
私の中では「魔の1年」について少しお話しすると、こんな楽しくない勉強を1年間ガムシャラに続けたのは私の生涯で一度だけだと記憶しています。
なぜ、頑張れたのか?
それはこの住宅業界で一生やっていくには「絶対に必要な資格」だと以前からわかっていたからです。
自分を信じて家づくりを託してくれる方たちへ、自分はプロフェッショナルとして絶対的な立場でお客様を守ること。
それこそが自分が工務店の三代目を受け継ぐ条件だと思っていたからなんです。
ファミコンのように楽しくはないです。
しかし自分がほしいもの、必要としているもの、であったことに違いはありません。
だから頑張れたんでしょうね。
そして今がある。
今日は葵区で完成したお宅のお引渡しがありました。
引渡し式を進めていくなか、奥様が感動で大粒の涙を流されました。
私もスタッフも業者の皆さんも全員まぶたが熱くなりました。
毎回引渡しの度に「この仕事を続けてきて良かったな。」そう感じます。
松尾工務店も「来年は60周年」を迎えます。
私はこの稼業を継いだ日から「100年続く工務店」を目指しています。
まだ半分ちょっとです。どうぞこれからもよろしく。
それではまた。